Reform Column

リフォームコラム

2017.03.27

Vol.70 マンションの収納、リフォームで改善できるポイント

一戸建てに比べて、物置スペースを確保しにくいマンションは収納に苦労することがあります。しっかり整理しておかないと部屋が物であふれ、生活空間が狭くなってしまうでしょう。
暮らしやすい生活空間を維持するためにも、計画的にものを収納するスペースを確保していくことが必要になります。
今回は、限られた空間を有効に使うための、マンションの収納力アップのリフォーム術についてご紹介します。
 

廊下の壁面に収納(壁厚収納)を作る

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廊下の壁面の厚みを利用し収納スペースを作る方法を「壁厚収納」「壁埋め込み収納」と言います。廊下の壁面に収納リフォームを施す場合には、天井までの高さまでをスペースだと考えることができ、マンションの壁がコンクリート製でなければ、リフォームが可能です。一般的にマンションの間仕切り壁は、厚みが約7cmで中は空洞になっています。そのため、この空洞を利用しての収納スペースを増設できます。

 

下駄箱の収納を増やす

一般的に下駄箱は腰までの背の高さのものが多く、下駄箱の上面に物を置いて利用している方も少なくないでしょう。背の低い下駄箱を利用している場合は、天井まで収納棚のあるタイプの下駄箱に取り換えることで収納力が大幅にアップします。
靴や傘をはじめ、外出時に利用することのある用具を入れておくことができます。
 

子ども部屋に造り付けベッドを設置

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子ども部屋は、2人で1部屋を利用したり、机やベッドを置いたりすることで狭くなってしまいがちです。そんなときには、造り付けベッドがおすすめです。造り付けベッドは普段は部屋の壁に収納し、利用するときに壁から出せるタイプになります。

壁は収納する場所としてあまり考慮されるポイントではないため、壁の前にタンスやベッドを置いてしまい、部屋のスペースが狭くなり、部屋全体の収納力も下がってしまいます。造り付け家具を利用することで、通常のベッドを利用した際に生じるデッドスペースにタンスを置くことも可能です。
子どもは成長の過程で荷物や物が増えていくため、造り付け家具を利用して、収納力を上げるタンスや棚を置くスペースを確保しましょう。そうすることで、物に溢れた部屋になることを避けることができます。

 
マンションの収納場所は上記のポイントを中心に探すことができます。
収納リフォームを行う際には、収納部分や部屋の壁や扉の色を統一することで、見た目がすっきりして開放感が漂う空間になるでしょう。
また近年では、部屋間の仕切りに壁ではなく棚を利用する家庭もあります。棚を動かすことで、スペースの大きさを調整できるため、お好みの空間を作ることが可能になります。
こうした間取りを変えるリノベーションはマンションでも有効です。収納方法を広げて快適に暮らせる生活をリフォームやリノベーションで手に入れてみませんか。

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