Reform Column

リフォームコラム

2016.02.05

Vol.18 ハニカムスクリーンとは?手軽に断熱効果アップ!

No018_img01
住宅から逃げていく熱のおよそ半数である47%は、窓からの放熱と言われています。
ここでは、窓辺の寒さ対策に効果を発揮する「ハニカムスクリーン」についてご紹介します。

 

高い断熱効果

冬の寒さ、夏の暑さをしのぐため、インテリアとして窓に取り付けるスクリーンに注目が集まっています。
スクリーンといえばロールスクリーンのような平たいものを想像する人が多いと思います。
しかし、ハニカムスクリーンはハニカム(蜂の巣)の名の通り、スクリーン部分の形状が六角形になっているのが特徴です。
六角形内の空洞に空気を保持することで、窓と室内の間に空気の層を作ります。
これによって、断熱、保湿効果が生まれ室内を快適に保つことができ、冬は暖房熱の室内流出をなんと43%もカットしてくれます。
断熱効果が発揮されるのは寒い冬だけではありません。
夏、家全体に入ってくる熱の79%は窓から入りますが、ハニカムスクリーンを設置することで、外からの熱をさえぎり冷房効率を上げることが可能です。

ハニカム(蜂の巣)構造のスクリーン自体の空気層が窓と室内の間に空気の層を作り出し、保温性を発揮。暖冷房の効率を高め、室内を冬も夏も快適にします。No018_img02

 

冬は断熱効果で保温性をアップ

冬季は暖房によって暖められた室内の空気を、ハニカム構造のスクリーンが外に逃がさないように守ります。No018_img03

※1 (財)日本繊維製品品質技術センター試験結果

夏は断熱効果で日射熱をカット

夏季は外からの暑い日差しをハニカム構造のスクリーンで遮ります。
No018_img04

※2 (財)建材試験センター試験結果 3mm厚の単板ガラス(日射熱取得率0.88)と併用した場合
※3 (財)日本繊維製品品質技術センター試験結果

 

ハニカムスクリーンの種類

ハニカムスクリーンにはいくつかの種類があります。
開閉方式は、スタンダード、ツーウェイ、ツインの大きく3種類に分けられます。

スタンダードタイプ

上から下へ生地を開閉する最も一般的なタイプ。
シンプルな形状と使い勝手を持つため、さまざまなシーンで活躍することでしょう。

ツーウェイタイプ

上から下だけでなく、下から上へとどちらからでも開閉できるタイプ。
太陽の高さに合わせてスクリーンの位置を変えることで、日差しの侵入を抑えつつ風通しを確保できます。

ツインタイプ

上部はプリーツレース、下部はハニカム構造の生地になっているタイプ。
プリーツレース部分によって外部からの視線を遮断しつつ、適度な採光を確保します。

また、スクリーンの設置法には、サイドボックスタイプとサイドレールタイプの2種類があります。
サイドボックスタイプはスクリーンでレールをはさむタイプ、サイドレールタイプはスクリーン全体をフレームで覆ってしまうタイプです。

一般的にサイドボックスタイプは、横からの光漏れが起き、遮光性に難があると言われています。このため、寝室などではスクリーンの設置がためらわれることもありました。
しかし、フレームを隙間なく覆ってしまうサイドレールタイプであれば、遮光性の問題をクリアすることができます。

 
断熱性を持ち、さまざまなカラーバリエーションで気軽に部屋の模様替えができるハニカムスクリーン。
登場から15年以上がたち、製品の質、量ともに増えています。
ハニカムスクリーンでプチリフォームをするなら、今がチャンスかもしれませんね。

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