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リフォームをする際には、リフォーム会社による現地調査が行われます。現地調査とは、依頼されたリフォームが可能であるかどうか、修繕する場所がほかにないか、などをリフォーム業者が実際に現地を見て確認する調査のことです。
リフォームが可能かどうかの調査をするということですので、リフォームをするのであれば必ず行ってもらわなければいけません。ここでは、リフォームする際に行う現地調査がどのようなものかについてご紹介します。
現地調査では、おおまかに以下のような項目をチェックします。
・依頼されたリフォームが実現できるかどうか
・依頼された設備を搬入できるかどうか
・依頼された場所以外にリフォームが必要な場所がないか
上記の項目を、住宅の場所や設備ごとにチェックします。次項で、住宅の場所ごとのチェックポイントを見ていきましょう。
【キッチンのチェックポイント】
・キッチンサイズ
・給排水の状況、位置
・換気設備
・コンセントの数、位置、電気容量
・リビングやダイニングとの位置関係
・(マンションの場合)マンション管理規約でキッチンに関する規制があるかどうか
【浴室】
・浴槽や壁のパネルが搬入できるかどうか、ルートが確保できるかどうか
・浴槽のサイズ
・既存の給排水管と導入する浴槽などが接続できるかどうか
・換気設備や給湯設備の劣化度合い
・床下などの状況
・バリアフリー化の必要性の有無
【トイレ】
・導入する便器のサイズが設置できるかどうか
・給排水設備
・室内の広さ
・手洗い台や温水洗浄便座などの現在の状況
・内装を変更するべきかどうか
・バリアフリー化の必要性の有無
【外壁】
・外壁の状態について
・住宅の構造
・雨水の侵入などの形跡の有無
・作業場の確保ができるかどうか
・竣工後、比較するための外壁現状の写真撮影
・外壁塗装の日程について
現地調査をしてもらうに際には、以下のポイントを押さえておくようにしましょう。
・あらかじめリフォームしたい内容を明確にしておく
現地調査では、リフォーム会社から依頼主の要望について問われます。自分たちがどのような住宅を作りたいのか、現地調査前に明確にしておくようにしましょう。伝えたいことはメモにとっておくことをおすすめします。
・現地調査は2社以上に依頼する
現地調査は2社以上に依頼するようにしましょう。2社以上に依頼することで、より正確に住宅の現状を把握することができますし、より自分たちの理想に見合ったプランを立てることができるようになります。工事にかかる費用や日数の概算について、依頼した業者ごとにしっかり確認しておくようにしましょう。
・調査結果をしっかり聞く
調査だけしてもらって、内容の確認をせずに済ませてしまう方も多いです。しかし、調査結果は工事の内容や費用などに大きく影響するものですので、調査が済んだらしっかりその結果を確認するようにしてください。
現地調査はリフォームの工事内容や費用などに大きく影響するものです。業者任せにせず、こちらからの依頼内容をしっかり伝え、調査結果についてもしっかり確認するようにしてください。ここで紹介したことを参考にして、自分たちの理想の住宅を作れるようにしましょう。