Reform Column

リフォームコラム

2016.11.05

Vol.53 「エクステリア」と「外構」ってどう違う?

no053_img01_600x400リフォームをしたいときそれにまつわる用語を知っておく必要があります。業者にリフォームのイメージを伝えたい場合にも、用語の意味を理解していれば話のニュアンスが伝わることでしょう。
例えば「エクステリア」と「外構」の違いはどう説明すればいいのでしょうか?
この2つの言葉の違いを説明し、リフォームの際の注意点にも触れていきます。

 

エクステリアとは

建物の内部を「インテリア」と呼ぶのに対して、建物外部から敷地内の境界線までを「エクステリア」と呼びます。外面・外観という英語の意味から、建物の外装や庭、野外設置物などを含めた外壁までの外観の作りというイメージがふさわしいです。
エクステリアには建物を含めた敷地内全体の外観や機能性をどう構築するかという意味合いがあり、近年住宅建築やリフォームの際にも重視される言葉になってきています。

 

外構とは

敷地内と外部の境界を覆うものという意味合いで、外界と遮断する構造物のことを指します。防犯や目隠しの目的で敷地内を囲うことに意味を持ちます。エクステリアと比べて外観的な意味合いは含まれません。

 

エクステリア空間を分けてリフォーム

まずエクステリアを3通りのゾーンに分けて考えます。

門扉から玄関前あたりを中心としたゾーン

落ち着いたシックなものにしたいといったイメージなどがあることでしょう。
例えば犬を飼っているご家庭であれば、玄関近くに犬の足を洗うスペースを作りたいなどもそうです。
高齢者がいるご家庭であれば、敷地と玄関ポーチの段差解消のためスロープの設置をお考えになるでしょう。その際も外観との調和を意識したものにするとエクステリアとしてのバランスも取れるものになります。

庭やウッドデッキなどを設置するゾーン

バーベキューや家庭菜園などをして家族で楽しむための場所です。ゆっくりくつろぎたいときはウッドデッキなどを置くのも良いでしょう。

車庫や物置など空間を利用した物理的に必要なゾーン

車を置くためのスペースですが、車を手放したときはまた違う用途に利用できるでしょう。物置などもライフステージによって小さくできるものです。スタイリッシュに演出できる可能性も秘めています。

これらのゾーンをどのような雰囲気で引き立て、用途に合わせたカタチにするかイメージします。
ライフスタイルに適したエクステリアはどんなものであるかを考えれば自ずとリフォームのイメージが見えてくるはずです。

 

外構のリフォーム

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外構のリフォームは塀や門扉を指し、これらの設置をどうするかというものになります。プライバシーや防犯の観点で塀の高さや門扉の大きさに反映されていく形です。最近では開放感を出して門扉や塀をなくすスタイルもあります。
外構リフォームのバリエーションは多様で、車庫の入り口の形態などで構想も変わってきます。

 

インテリアとエクステリアの融合

インテリアとエクステリアの中間的な意味合いのある「アウトドアリビング」や「テラス」を取り入れる家も近年増えてきています。外からの光や風を取り入れてナチュラルな住環境を好むスタイルの表れであり、リフォームの際のヒントになるのではないでしょうか。

 

エクステリア及び外構をどう見せるかがリフォームのポイントにもなってきます。個性や機能性を高めた外構やエクステリアは住み心地も良く、なりより一層の愛着が生まれるはずです。
家も個性が出る時代です。外観という家の見せ方にこだわった家づくりをしてみてはいかがでしょうか。

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