Reform Column

リフォームコラム

2016.10.30

Vol.52 和室から洋室へリフォームする際のポイント

no052_img01_600x400「子供が生まれた時」や「子供が成長した時」など、家族構成やライフスタイルの変化によって「和室を洋室にしたい」と考えることもあるでしょう。
和室から洋室へのリフォームで注意すべき点には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回は、和室を洋室にリフォームする際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

リフォームの相場は

和室から洋室へリフォームする場合、多くのケースでおよそ60万円以内に収まります。
最も多いのが5~20万円で全体の38%を占めており、次に多いのが20~40万円で全体の29%を占めています。
しかし、これは目安であり、実際の価格は部屋の広さやリフォームの内容によって変化するので注意が必要です。
部屋をどこまで洋室にリフォームするかによって、費用や工事の内容も異なります。
和室から洋室へリフォームするにしても、費用はできるだけ抑えたいものです。

 

費用を抑えてリフォームするポイント

畳からフローリング

畳を剥がしてフローリングを貼っていきます。畳は40mm程度の厚さがありますが、フローリングは12mm程度しかありません。そのため、高さ調節を行う必要があります。
費用は使用するフローリング材によって異なります。
またマンションの場合は、防音対策についても注意する必要があります。フローリング材が防音基準に満たない場合は、フローリングの下地に防音対策を施さなければいけません。通常のフローリングを敷くリフォームは一般的に9~20万円かかりますが、防音対策を考慮するとなると費用が2倍になることもあります。

襖(ふすま)を洋風引き戸へ

襖からドアへリフォームする場合と比べると、引き戸の洋風ドアにしたほうが、敷居を変更するだけで済むため費用が抑えられます。リフォームの費用は8~15万円が目安となります。

押入れをクローゼットへ

押入れをクローゼットにするには、2段に分けられた仕切りを取り除き、ハンガーパイプを取りつけることになります。
注意が必要なのは、クローゼットは湿気がこもりやすいという点です。建材に湿気対策が施されたものを使用することをおすすめします。

砂壁を洋風の壁へ

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和室と言えば特徴的なのが砂壁です。これを洋風にリフォームする場合、新しい壁の材質によって費用や手順が異なります。その一例について以下に記します。

  1. 砂壁→クロス
  2. クロスは種類が豊富で、お好みの色やデザインのものを見つけやすいです。クロスを貼るには下地にベニヤなどの板を貼ることになります。その作業も含め費用はおよそ8~17万円になることが予想されます。

  3. 砂壁→珪藻土(けいそうど)
  4. 珪藻土は火に強く、シックハウス対策にも効果のある自然素材です。またカラーバリエーションが多いというのも特徴の1つです。珪藻土へリフォームする場合は砂壁を剥がす作業が必要です。費用は一般的に9~12万円になります。

  5. 砂壁→漆喰(しっくい)
  6. 漆喰も人気のある自然素材です。吸湿性や放湿性に優れており、部屋の湿度調整にも役立ちます。さらに、耐火性に優れているためおすすめの素材です。費用は7~12万円が目安になります。

 
和室からリフォームする際は、素材や予算、機能面について考えることが大切です。和室のリフォームを行う際には、事前に数パターンのプランを立てておくことをおすすめします。
またリフォームの施工業者に部屋をどのようなものにしたいのか、イメージを相談することも重要です。目的や予算に合った壁紙やフローリングなどを選ぶことができるでしょう。

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