Reform Column

リフォームコラム

2015.11.20

Vol.8 マンションの騒音対策は子育て世帯の常識!

No08_img01最近のマンションはとてもスタイリッシュでオシャレ、そして色々な面で機能性も高い物件が多くあります。
子育て世帯にとても人気がありますが、住んでみて気にされる方が多いのが「騒音」です。
騒音はトラブルの元になり、毎日の生活にも大きな支障を与えます。
今回はマンションの騒音対策についてご紹介いたします。

 

床の騒音対策

子ども達が遊ぶ際に、特に音が出やすいのが床です。
床の騒音を防ぐには、どのような対策を行うと効果的なのでしょうか?

床が直張りの場合

直張りはコンクリート床にフローリング材を直接貼っているので、物音がそのまま下の部屋に響いてしまいます。
直貼りの床には遮音性のあるフローリングを貼ったり、衝撃吸収効果のある緩衝材を敷いてからフローリングを貼ると効果的です。

床が二重床の場合

床が二重構造なので振動がコンクリートに伝わる際の衝撃を弱め、下の階へ音が伝わりにくくなっています。
それでも音が気になる場合は、コンクリート床とフローリング材の間に緩衝材を敷くリフォームが有効です。
同時に給排水、ガス、電気配線も動かすことができるので、部屋のレイアウト変更時に床も一緒にリフォームすることができます。

 

壁の騒音対策

マンションは通常1枚の壁を隔ててお隣と接しているため、ちょっとした音でも伝わってしまうことがあります。
小さな子供がいると、夜泣きの鳴き声や遊びまわっている音などが気になるものです。

そこでチェックしたいのが、マンションの壁の厚みです。
コンクリート壁の厚さが150mm以上であるのが基準とされ、この厚さが厚いほど高い防音効果があります。
もし壁の厚さが150mm以下であったり、150mm以上でも騒音が気になるという場合は壁のリフォームを検討しましょう。
壁に防湿遮音シートや遮音下地パネルを貼り付け、仕上げに吸音材を使うとかなり音の響きを軽減できます。

壁に防音対策を施すと、音が隣の部屋に伝わりにくくなると共に、近隣からの騒音も軽減されるので、2重の安心感を得られます。

 

換気扇の騒音対策

意外に盲点となるのが換気扇から外に漏れている音です。
換気扇は開口部がダイレクトに開いており、ここから話し声やテレビの音がはっきりと漏れてしまいます。

そこで、音漏れを軽減する機能がある換気口へのリフォームがお勧めです。
換気口内部に特殊な形状の吸音材が使用され、ここで音を吸収してくれるので気になる音漏れを軽減できます。

 

窓の騒音対策

No08_img02通常の窓は薄い1枚のガラスなので音が外に伝わりやすく、ベランダなどにいると隣の住戸話し声が聞こえたりします。
また、ベランダだけでなく、玄関通路側の部屋なども音漏れが気になる場所です。

マンションの窓は、窓そのものを交換するのは非常に難しいため、樹脂製の防音サッシを部屋の内側に取り付けて気密性を高める、またはガラスを防音ガラスや二重ガラスに取り替えることにより、窓から漏れる音を大幅に軽減することができます。

 

樹脂製の内窓、LIXIL「インプラスは、室内の騒音を吸収してくれる他、冷気や暖気を逃がさない断熱効果も持っています(光熱費も削減)。
加えて、結露の発生も防いでくれるので、カビやダニの発生も軽減することができ、防音以上の効果を発揮しますので、生活をより快適に、豊かにしてくれることでしょう。inplus

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マンションで快適に暮らすには、周囲の住民とトラブルを起こさないこと、プライベートをしっかり守ることが大切です。
快適に子育てをするためにも、騒音を気にされているご両親はリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?

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