Reform Column

リフォームコラム

2018.01.11

Vol.98 室内のドアを引き戸にすることにはメリットがたくさん  

pixta_23915677_M住宅のリフォームを検討する際に、キッチンや浴室、トイレやリビングなど、部屋の間取りについてじっくり考えるという人は多いと思いますが、案外忘れがちなのがドアの形状ではないでしょうか。生活の利便性を高めたいのであれば、ドアの形状は重要なポイントです。ドアが変わるだけで日々の生活が一気に楽になることがあります。

ドアの形状は引き戸がおすすめです。引き戸には多くのメリットがあります。ここではドアを引き戸にすることで得られるメリットをいくつかご紹介します。

 

スペースを有効活用できる

開き戸(前後に押したり引いたりして開閉するドア)である場合、ドアの付近にある程度のスペース(可動域)が必要で、ドアの前に家具は置けません。また勢いよく開けた際にドアの前に人がいたら、ドアが人に当たって思わぬケガにつながる危険性もあります。

その点引き戸は、左右に引いて開閉するため、ドアの前に物を置いていても開け閉めできます。またドアの前に人が立っていてもドアがその人に当たってしまうこともありません。

狭い部屋の限られた空間を無駄なく利用することでき、家具のレイアウトの自由度はかなり大きくなるでしょう。

 

風通しがよくなる

住宅の風通しをよくするには、南北に窓を設けるのがいいと言われています。しかし開き戸の場合、開けっ放しにして風の通り道を作ったとしても、ドアが風によって勢いよく閉まってしまうこともあるでしょう。

引き戸であれば風によってドアが閉まってしまうことはほとんどありません。また半分だけ開けておくといった調節も可能です。風通しがよくなれば夏場の冷房を使う頻度も減って、省エネ生活を実現することもできるかもしれません。

 

バリアフリーになる

引き戸には高齢者や車いすなどで生活している方にとっても使いやすいというメリットがあります。

開き戸タイプのドアは、開けるときにドアノブをひねって、ドア可動域を作るために体を若干ずらしながら開閉しなければいけません。高齢者や車いすを使っている方にとってこの動作は非常に難しく、体に大きな負担をかけてしまいます。

引き戸タイプであれば体の位置をそのままに、ドアをスライドするだけですので、高齢者や車いすの方でも容易に開閉可能です。実際に高齢者施設や病院では、引き戸タイプのドアが多く採用されています。

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以上のようにいろいろとメリットの多い引き戸ですが、導入する前に知っておきたい注意点もあります。引き戸は気密性が低いというのがそのひとつです。

気密性が低いと、音漏れが起こりやすくなります。音が聞こえると眠れない、などという方は寝室は開き戸にして、トイレやリビングのドアを引き戸にするなど、適材的に取り入れるようにしましょう。

 

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