Reform Column

リフォームコラム

2018.05.14

Vol.113 どんな分け方がある? 二世帯住宅リフォームの種類

一世帯住宅だった家を二世帯住宅にリフォームさせるときは、家の分け方がポイントとなります。

これによって費用や快適さなどが変わってくるため、ご家庭の状況に合わせたリフォーム方法を取っていく必要があるといえるでしょう。今回は一世帯住宅を二世帯に分ける際のプランを、それぞれメリットとデメリットを併せて紹介していきます。

 

上下分離の横割りプラン

 

上下分離の横割りというのは、2階建てのご自宅があった場合、1階と2階で世帯を変えるという方法です。

通常は階段などの点も考慮して1階に親世帯、2階に子世帯が入居して利用するのが一般的です。

メリットはリフォームしやすい点が挙げられるでしょう。比較的、リフォーム費用を安く済ませることができる点と、もともとある階段や玄関はそのままにしておくことができるため、工事自体も簡単なものにしやすい点もメリットとして挙げられます。

 

デメリットを挙げるとすると、換気や音の面が考えられます。

臭いは上に向かっていく傾向があるため、1階の生活臭が2階に流れていきやすいということを覚えておきましょう。また生活音や振動が伝達しやすいため、音関係のトラブルも起こりがちです。木造の古い建物をリフォームする場合は防音対策を検討するようにしましょう。

 

左右分離の縦割りプラン

 

左右分離の縦割りというのは、家を縦方向に分割させ、左側が親世帯、右側が子世帯といったように、場所を区切ってリフォームをするという方法です。

水まわりや玄関などを2つ作ることによって、独立して生活しやすい点が特徴になります。

 

メリットとしてはプライバシーを守りやすい点が挙げられます。部屋をしっかりと分割させることでマンションのお隣さんという感覚で住むことができるでしょう。

そのほかにも光熱費の分割も明確で分かりやすいため、居住者間のトラブルになりにくい点もお勧めできるポイントです。

 

デメリットとしては「家によっては狭いと感じてしまう」点です。

家の面積が十分ではない場合に2世帯分の部屋を詰め込んでしまうと、両世帯とも狭さを感じてしまい、住みづらいイメージになってしまう可能性があります。玄関や階段など共用部分を設けることで部屋面積はある程度確保することができますが、水まわりなど、増設する内容によっては費用がややかさんでしまう点も覚えておきましょう。

 

 

二世帯住宅をリフォームする際には、今回紹介した上下分割や左右分割が一般的ですが、予算によっては共用部分を増やすという方法を取ることで比較的安くリフォームをすることもできます。とはいえ、そうなると今度はプライバシーが守りにくいデメリットもあるため、それぞれの特徴やメリットデメリットを踏まえたうえでリフォームするようにしましょう。

 

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