Reform Column

リフォームコラム

2016.08.28

Vol.43 長期優良住宅化リフォームでもらえる補助金って?

リフォームを行うことで、補助金をもらえることがあります。
2014年1月に国土交通省が、性能向上を図るリフォームの工事費などを補助する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を発表しました。平成28年度の事業内容や補助金を受ける要件などについて見ていきましょう。

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは

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長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、中古住宅の流通とリフォーム市場規模の倍増を早期に実現されるため施行された制度です。リフォーム市場の拡大と良質な中古住宅の流通の促進を通して、住宅の寿命を伸ばしその価値を上げることを目的としています。

 

補助を受ける要件

長期優良住宅化リフォーム推進事業において、補助金を受け取るための要件は以下の通りです。

  1. リフォーム工事の前にインスペクション(住宅診断)を実施するとともに、工事後に維持保全計画(リフォームした後の計画)を作成する
  2. 次の性能項目のうち、いずれかの性能を向上に関わるリフォーム工事を行うこと
    「劣化対策」「耐震性」「維持管理」「省エネルギー対策」「バリアフリー性」「可変性」
    ※バリアフリー性と可変性は共同住宅のみを対象とする
  3. リフォーム工事後に少なくとも劣化対策と耐震性(新耐震基準適合など)の基準を満たす

 

フォーム後の住宅性能による基準について

補助金の額は、リフォームを行う際に予想される住宅性能の高さによって、A基準とS基準に分かれます。

A基準

劣化対策と耐震性の基準を満たす住宅
【補助金額】
工事費用の1/3以下で最大で100万円

S基準

A基準の条件を踏まえて、省エネ性と維持管理といった全ての評価項目で定めた基準を満たす住宅
【補助金額】
工事費用の1/3以下で最大で200万円

 

三世代同居リフォームと併用でお得

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長期優良住宅化のリフォームと一緒に、三世代同居リフォームを行うことをオススメします。三世代同居リフォームを平行に行うことで、最大50万円の補助金が追加されます。
例えば、S基準を満たす住宅(200万円)&三世代同居リフォーム(50万円)を行った場合には合計で250万円が支給されることとなります。三世代同居リフォームで補助対象となるのは、キッチン・浴室・トイレ・玄関の数を増やす工事です。
長期優良住宅における補助金は、新築住宅を対象とした場合とリフォームを行う場合があります。1981年以前に建てられた建物の場合は、旧耐震基準で建てられた可能性が高いため、S基準を満たすリフォームを行うことは難しいといえます。

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業における補助金は、そのタイプによって公募期間や要件が定められているため、リフォーム業者などの専門家に相談することをオススメします。

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