Reform Column

リフォームコラム

2017.09.25

Vol.83 リフォームで鍵交換をして防犯性を上げよう!鍵の種類を紹介!

■被写体の人物はストックフォトモデルです。イメージ写真となります。

鍵と一言で言ってもその種類は多く、とても数え切れるものではありません。また、家の玄関や車のキーなど用途によってもその形状や防犯性能はさまざまです。

玄関の鍵は空き巣対策などを考えて、防犯性の高いものを使いたいですよね。ここでは、玄関ドアに使える一般的な鍵の種類や特徴などをご紹介します。

 

鍵の種類と特徴

玄関ドアの鍵として一般的に利用されている鍵の種類は以下のとおりです。

 

ディスクシリンダー

1970年代頃から普及し、日本の主流だったのがディスクシリンダーです。しかし近年では簡単にピッキングができる防犯性の低い鍵と認識されるようになりました。室内の各部屋の鍵としての利用をおすすめします。

 

ピンシリンダー

鍵の片方だけ山があるタイプです。日本ではまだ多くの場所で利用されていますが、中にはピッキング防止ピンがついていないものもあり、防犯性は完全ではありません。ピッキング防止ピンがなければディスクシリンダーよりも簡単に開錠できてしまう恐れがあります。

 

ディンプルシリンダー

鍵山ではなく、鍵の表面に穴ぼこのような溝があるタイプの鍵です。ピッキングが比較的困難であるため、現在の住宅ではこのタイプの鍵が多く採用されています。

 

電子錠

電動で施錠、開錠するタイプの鍵です。鍵穴を必要としないことが多く、暗証番号やICカード、また生体認証を使って開け閉めします。

鍵穴がないのでピッキングができず、またアラームなどを搭載することができるので防犯性は最も高いと言えるでしょう。

 

防犯性の高い鍵

防犯性の高い鍵は、上述した中であれば、ディンプルシリンダータイプと電子錠タイプです。

ディンプルシリンダーはディスクシリンダーやピンシリンダーなどと比べて構造や施錠、開錠の仕組みが複雑になっています。錠(ドアについている鍵を差し込む場所)の構造も、それまで上下にしかなかったピンが横や斜めにもついているなど複雑な構造になっているので、よりピッキングが難しいものになっています。

 

電子錠はICカードや暗証番号を使って開け閉めする仕組みですので、鍵を紛失したりコピーを作られたりする危険がほとんどありません。ただし、暗証番号を誕生日などの番号にしてしまうと容易に推測されてしまいますので、番号を設定する際は注意しましょう。

 

ほかには、ウェーブキーというものがあります。もともとは高級車などの車用に作られた鍵ですが、現在ではその防犯性の高さから玄関の鍵としても採用されています。

鍵の側面に波のような凸凹があり、作るのに専門的な技術や器具が必要になるため、鍵がコピーされる危険性が格段に低くなるというのが特徴です。

 

防犯対策

玄関を壊されて無理やり侵入されたり、採光窓や郵便受けの穴から手を入れて室内のサムターン(鍵を開け閉めするためのツマミ)を回す「サムターン回し」の手口で侵入されたりする可能性もありますので、鍵だけでは安心できません。

鍵や錠だけではなく、玄関そのものを頑丈にしておくと防犯性はより上がります。

また、ドアの交換まではできないというのであれば、サムターンを取り外し可能なものにして、外出中や就寝中は取り外して別の場所に保管しておくというのも防犯対策になりますので、参考にしてみてください。

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