Reform Column

リフォームコラム

2018.09.27

Vol.131 外壁リフォームの際は塗料にこだわろう!

テラスでペンキ塗り外壁は外から見たときの家の印象を左右するものです。「見栄えのいい家にしたい」と考えているのであれば、外壁リフォームを検討するといいでしょう。

外壁リフォームの際に意識してもらいたいのが、外壁に使う塗料です。一口に塗料と言ってもさまざまな種類があり、それぞれ持っている特徴が違います。

ここでは、外壁リフォームするならこだわりたい外壁の塗料についてご紹介します。

 

外壁塗料の種類

外壁塗料にはいくつかの種類があります。

・アクリル系塗料

・ウレタン系塗料

・シリコン系塗料

・フッ素系塗料

・遮熱塗料

・光触媒塗料

それぞれ価格や耐久年数などが変わってきます。それぞれの特徴について見ていきましょう。
 

アクリル系塗料

アクリル系合成樹脂を主成分にした塗料です。価格が安いことが大きなメリットとしてあげられます。また発色が良いので、華やかな印象の外壁に仕上げることが可能です。

ただし、耐久性が弱く、塗り替えの頻度が高いというデメリットがあります。

 

耐久年数:4~7年

価格目安:60~100万円

※価格目安は20~30坪程度の2階建て住宅を想定しています(以下同じ)

 

ウレタン系塗料

ウレタン系合成樹脂を主成分にした塗料です。ウレタン系塗料最大の特徴は、柔らかさ。密着性が高いため、どのような形状の場所にもまんべんなく塗ることができます。耐久性や耐水性などにも優れており、価格もそれほど高くありません。全体のバランスに定評がある塗料であると言えるでしょう。

しかし、変色しやすいというデメリットがありますので、その点は注意が必要です。

 

耐久年数:7~10年

価格目安:75~120万円

 

シリコン系塗料

現在外壁塗料として最もよく使われているのが、シリコン系塗料です。汚れにくく、耐久性が高く、また仕上がりの良さにも定評があります。

価格が少々高くなりますが、耐久年数がほかの塗料と比較しても長いため、コストパフォーマンスとしてはかなり高いと言えるでしょう。

 

耐久年数:12~15年

価格目安:80~140万円

 

フッ素系塗料

フッ素系塗料は航空機の外壁にも用いられる塗料で、対候性や耐久性はずば抜けています。気候の変化の激しい地域の住宅の外壁におすすめですが、一般的に住宅の外壁としてはあまり使われていません。

ただ弾性が低いためひび割れが入りやすく、また価格もほかと比較してかなり高いものになっています。

 

耐久年数:15~20年

価格目安:150~250万円

 

遮熱塗料

赤外線を反射し、外壁の表面温度を抑える機能に特化した塗料です。遮熱機能があるので住宅の断熱性を高めることができ、冷暖房の効果を高めることができます。

耐久年数はシリコン系とあまり違いがありませんが、機能が付加されている分、価格が少し高めです。

 

耐久年数:12~15年

価格目安:130万円ほど

 

光触媒塗料

太陽の熱でカビや汚れの分解を行い、雨水でその汚れを洗い流すことができる機能を持った塗料です。耐久年数が高く劣化に強いですが、価格は高めになっています。

汚れにくい外壁にしたい方におすすめです。

 

耐久年数:15~20年

価格目安:130万円ほど

外壁塗料にはさまざまな種類があります。耐久年数や価格が異なってきますし、仕上がりも違います。ここで紹介したことを参考にして、自分が思い描く理想の外壁になるよう、塗料選びからこだわってみてはいかがでしょうか。

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