Reform Column

リフォームコラム

2017.10.16

Vol.85 リフォームで内装を替えよう!内装材選びのポイント

明るい部屋内装材というのは、室内(内部)を構成する際に用いられる部材の総称です。壁や床はもちろん、天井や仕上げ材、巾木(はばき:壁が床に接する部分に設置されているもの)、廻縁(まわりぶち)や窓枠・ドア枠なども内装材を用いて作られます。

普段の生活の中で目にしているはずの内装ですが、改めて内装材に何を使っているのか質問されて、すぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。また、内装材にどんな種類があるのかを知っている方も多くはないでしょう。

ここでは、内装材にはどのようなものがあるのか、そして選ぶときのポイントはどのようなものがあるのかご紹介します。

 

内装材の種類

床のフローリング、天井や壁のビニールクロス、などはすぐに思いつくかもしれません。しかし、ほかにどのような種類のものがあるのかと聞かれても、とっさに何か思いつく人は少ないと思います。

内装材には用途・目的によって様々な種類があります。

 

ビニールクロス

塩化ビニール樹脂などを主な素材としたビニールシートに紙などを裏打ちしたもの。デザインや色のバリエーションが豊富で、耐久性や清掃性、除湿性などに優れています。一般的な住宅の標準仕様になっているケースが多いです。

 

紙クロス

パルプが原料の洋紙を原紙にして、プリント加工、エンボス加工を施した内装材のことを言います。主に欧米などの住宅に用いられており、輸入住宅に取り入れられているケースが多いです。

 

布クロス

平織や綾織、不織布などがあり、温かみのあるテクスチャーや重厚感が特徴です。価格が比較的高くなります。ホコリが付着しやすくなっているので、はたきや掃除機を用いて手入れをするといいでしょう。

 

漆喰壁

消石灰に砂とノリなどを混ぜ、土壁の上に塗って滑らかに仕上げた、日本独自の塗壁が漆喰壁です。耐久性、調湿性、断熱性、防火性に優れています。通常の塗装仕上げのように施工できるものや、漆喰を使ったクロスなど施工性を高めたタイプのものなどがあります。

 

プラスター

鉱物質の粉末と水を混ぜた、純白の仕上がりが特徴的な内装材であるプラスター。西洋漆喰と呼ばれることもあります。

 

珪藻土(けいそうど)

珪藻土は、海などに生息している単細胞植物プランクトンの死骸が蓄積してできた土層から採取されるものです。小さな穴をたくさん持っていることから、吸湿性、吸放質性、保温性、断熱性などに優れています。

 

内装材選びのポイント

 

写真だけで選ばない

内装材は主にカタログやネットの画像サンプルなどを使って選ぶことになると思いますが、それだけで判断すると、あとあと「こんな感じになるとは思っていなかった」などと後悔することがあります。色やデザインは写真と実物とでかなりの違いが出ることがあります。写真で大体のイメージを決めたら、必ずショールームなどで実物を見るようにしてください。

 

内装材はできるだけ統一する

好きなデザインだからと言って、いろいろな種類の内装材をたくさん使うのは避けましょう。内装材は種類によってメンテナンス方法が異なります。いろいろな内装材を使うと、メンテナンスが難しくなりますし、家全体のデザインのバランスも悪くなったりします。

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以上が内装材の主な種類の紹介と、内装材を選ぶ時のポイントになります。

内装材はここで紹介したほかにもまだまだ種類がたくさんあります。どのような目的で内装を替えるのか、その目的に応じて選ぶようにしましょう。

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