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Vol.28 地下室は使い方自由な部屋、メリットと注意点

「荷物が多いから収納用の部屋が欲しい」「自由に遊べる趣味の部屋が欲しい」「子供が成長した時のために融通の利く部屋を確保しておきたい」などを理由に、地下室のある家を希望する方も珍しくありません。

また狭小住宅では、少しでも広い生活空間を確保するために、地下室をつくることがあります。今回は地下室のメリットと注意点についてまとめました。地下室付きのマイホームを検討されている方は、ご参考になさって下さい。

地下室のメリット

優れた遮音性

no028_img01_600x400地下室は言うまでもなく周りが土に囲まれています。そのため、地下室は遮音性吸音性に優れており、内側からの音を外に漏らさないだけでなく、外部の音も遮ることができます。この特性を活かし、地下室を楽器の練習場所やホームシアターなどとして活用する方も多くなっています。

温度の管理が容易

地下室は年間を通して室温が安定しています。そのため保存条件が重要なワインセラーや、貯蔵庫として地下室を活用するケースもあります。

振動が他の部屋に影響しにくい

地下室は、子供がどんなに走り回っても振動を伝える心配がありません。壁や天井などが頑丈にできているため、トレーニング機器を入れてジム代わりにしたり、卓球などの屋内スポーツのスペースとして利用することも可能です。

地下室の注意点

結露しやすい

no028_img02_600x400地下室は夏でも涼しいメリットがありますが、そこに湿気の多い空気が流れこむと結露を起こしやすいため注意が必要です。ただ壁面や天井などの材質に結露しにくいものを選ぶことで、安心して過ごすことができます。

広さや間取りをよく検討する

地下にキッチンや浴室などの水周りの設備を設置する場合は、大型のポンプを設置する必要があります。地上とは異なり設置する機械が増えてしまいますが、広さや間取りをよく検討することで、落ち着いたプライベートスペースとして利用することが可能です。

空気がこもりやすい

十分に換気を行わなければ、空気が停滞してしまい、先ほどの結露に伴ってカビなどが発生する恐れがあります。地下室には、換気扇はもちろん風が抜けるような工夫がされていることが大切です。

 

地下室にはさまざまなメリットがあります。上手に取り入れることで、趣味を楽しむスペースや集中できる仕事場として利用することができます。暮らしをより豊かなものにしてくれることでしょう。家を探す際や建てる際に、地下室があるかどうかを一つの基準にしても良いかもしれませんね。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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