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Vol.86 「賃貸併用住宅」のメリットとその注意点とは?

マイホームには様々な購入方法や運用方法があります。

その一つとして注目されているのが「賃貸併用住宅」。賃貸としての側面も持ち併せる賃貸併用住宅ならではのメリット、また注意点について解説していきます。

賃貸併用住宅とは

「賃貸併用住宅」とは、その名のとおり賃貸としての活用も目的とした住宅です。自分が住むマイホーム+賃貸住宅の大家として購入する住宅を指します。例えば3階建てのやや大きめの住宅を購入し、3階部分のスペースに自分たち家族が住み、1、2階を賃貸用に貸し出すような住宅を指します。

賃貸併用住宅のメリットとは

通常のマイホームにはない、賃貸併用住宅ならではのメリットがいくつか存在します。

家賃収入が得られる

通常の住宅であれば、購入後はローン返済が続きますが、賃貸併用住宅であれば「家賃収入」という形で資産運用が可能です。上手く借り手が付けば、効率よくローン返済が行えることもあります。

ライフスタイルに合わせて活用できる

例えば子供が大きくなった時に、賃貸部分で一人暮らしのようなことをさせる、子供が結婚した場合に親世帯・子供世帯で「2世帯住宅」にして活用する、などライフスタイルの変化に合わせた様々な活用法ができるのもメリットです。

住宅ローンが使える

本来であれば賃貸目的の物件というのは、金利の高い「投資用ローン」を組み購入する形となります。しかし賃貸併用住宅として購入するのであれば、金利が低めの「住宅ローン」が使えます。ローン金利面で有利になるのも賃貸併用住宅ならではのメリットです。

憧れの街などに住める可能性も

皆が憧れる街や人気エリアなどでは、借り手の需要も多く、得られる家賃収入の相場も高額になり易いです。このため、憧れの街にマイホームを建てることも夢ではありません。ただし、人気エリアはその分建築時の費用が高くなりやすいのが注意点です。

賃貸併用住宅の注意点やデメリット

賃貸併用住宅にはいくつか注意点やデメリットも存在します。

高額になるためローンの運用が難しい

賃貸併用住宅は、賃貸スペースも用意するため、通常の住宅より大きい物件を購入するケースが多いです。つまりその分、費用は高まりローン額も大きくなります。

いくら家賃収入でカバーできるとはいえ、高額なローンが発生しやすいのが注意点です。

空室のリスク

賃貸併用住宅を建てたからといって、必ずしも賃貸収入が得られる訳ではありません。最初は借り手に恵まれていても、地域の人気が下がり、途中から空室が目立ち始める恐れもあります。また需要の無いエリアに建ててしまったりした場合、全く借り手が付かない恐れもあります。

大家としての手腕も問われる

賃貸併用住宅であっても立派な大家となります。防音設備やセキュリティ設備の完備、賃貸スペースの管理、賃貸料の管理など、賃貸運用・アパート運用の手腕が問われます。

賃貸併用住宅にはたくさんのメリットがありますが、注意しなくてはいけないデメリットもいくつかあるというのを覚えておきましょう。通常のマイホーム購入よりも、良くも悪くも特殊な方法となりますので、その特徴をよく理解した上で計画することをおすすめいたします。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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