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HOUSE MAKING Lab ハウスメイキングラボ

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Vol.94 火災が起こりやすい? 誤解しがちな「木造住宅」について

2018.07.06(金) | 気密性・断熱性

木造住宅といいますと「燃えやすく、火災が起こりやすい」とネガティブな印象を持っている人も多いのではないでしょうか? キャンプファイアーや暖炉などでは薪を燃やしますし、木を使って作る木炭の印象が強いことも一因でしょう。

しかし、結論からいいますと、必ずしも火に弱いというわけではありません。木の特性や近年の木造住宅の耐火基準など、木造で家を建てたいという方が気になる点をまとめてみました。

 

そもそも木造住宅は本当に燃えやすいのか? 木の“特性”とは?

木は火をつけると表面だけが燃えて、「炭化層」というものを形成します。この炭化層は、燃えた木の表面の炭が層になっているものです。

木は炭化すると燃えにくくなる性質がありますので、内部まで熱が入りにくくなり、燃え尽きるまで時間がかかります。つまり、木は「表面は燃えるが、燃え尽きにくい」素材といえます。

このことから、木造住宅は火災が発生した際に骨組みが残りやすく、逃げやすいというメリットがあるといえます。

ちなみに木炭は木を蒸し焼きにして、表面が炭化しないように加熱して、酸素がない状態でどんどん炭化が進み、炭素の塊になります。そのため中まで真っ黒に変化するのです。

 

現代の木造住宅は進化している!

古い木造住宅の場合、近年の耐火基準をクリアしていないことが多いので燃えやすいといえます。

ただし近年の木造住宅でも「準耐火構造建築物」と認定されるよう設計・建築を行うことで、火災に強い家を作ることができます。これは、壁や床、柱などの建築物の部分において、準耐火性能に関して政令で定める基準に適合する、または国土交通大臣の認定を受けたものをこう呼びます。つまり、耐火性が高い素材や構造にすることで、“火災に強い家”として国から認められるというわけです。

 

また、「省令準耐火構造建築物」として認められる条件をクリアすれば、火災保険料が安くなるというメリットもあります。具体的には以下のような条件を満たす必要があります。

1.外壁及び軒裏……防火構造であること

2.屋根……不燃材料で造り、または葺いたもの。あるいは準耐火構造であることなど。

3.室内に面する天井及び壁……通常の火災の加熱に15分以上耐える性能を有する。

4.上記以外の部分……防火上支障のない構造であること

 

これらをクリアするためには、設計の段階で設計士さんに確認することをおすすめします。

 

家族の「もしもの時」を考えた木造住宅づくりを!

木造住宅は、調湿機能に優れ、お部屋を快適な湿度に保ってくれます。また、しなやかさがありますので地震の揺れに強い家が造りやすいことも大きなメリットです。せっかくのマイホームですので、火災を含めた災害に対応でき、もしもの時に家族の安全をしっかり守れる家を建てましょう!

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