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葛飾区の土地相場
2008.10.31
ここのところ世の中は話題は株安・円高の話でばかりでお先真っ暗と思っている人や実際何の影響も感じていなくてニュースがウザく感じている人もいると思います。
そんな時麻生首相がやってくれました。
庶民の味方 各家庭に現金バラマキ作戦 4人家族で6万円の現金が支給させるなんて嬉しい話ではないですか。
高速 土日祝日 上限1,000円 車好きにはたまんないですね
住宅減税 実際去年度で廃止される予定だったものが一年もたたないで現行最大還付160万円から300万円になってしまった
これは私たち業界ではうれしいニュースです。
私がこの仕事についたのが平成2年でバブルの頂点でした。その後は皆さんが知って通りですが
しかしながら前回と今回の不景気の違いを不動産の土地価格では検証してみました。
前回の1980年代後半は世の中全体で土地値をつり上げてしまいました。実勢価格による売買でした。
今回の2000年以降は土地上昇のきっかけは不動産ファンドからはじまりました。土地の評価の仕方が実勢価格ではなく
収益還元による評価で売買されて行きました。
簡単に説明すると実勢評価1億円のビルがありました。 それをリートと呼ばれる不動産ファンド会社に売るために 改修工事を行い そのあとにテナントで借り手を付けて
年間賃料収益を2,000万円まで引き上げリートに利回り7%で転売していました。年利7%を逆算すると売却価格は2億8,500万円になります。
それを買った不動産リート会社は収益にファンド組、年利4~5%で資金を集めて事業を展開していきました。
それからマンションデペロッパーの勢いが3~4年前からはじまり不動産業者同士の取引の中で転売また転売と行いわれ坪200万円の根が最後には1000万円にも膨れ上がった
話を聞きました。(驚) そんなミニバブルもあっという間に終息をしてしまいました。要因は建築基準法の改正(姉歯問題)・鉄の高騰(北京OP)が完全に引き金を引きました。
とどめは世界金融恐慌ですね。 前回のバブルと全く違うのが実勢価格で土地建物を購入する
エンドユーザーは影響を受けた人は少ないと思います。私の知っている限りでは城東地域は
現在も土地建物は順調に取引が行われていますし、住宅地での大きな土地価格変動はないですね。 特に葛飾は土地の価格が昔から安定しています。なぜなら元々土地値が低く
こんな表現はしたくないですが不人気なんですよ その理由は私は何故だかわかりません。ただ言えることは環境・交通・治安など生活環境は他区より劣ってはいませんし
とっても住みやすいところだと思います。 私がこの地域を仕事の場として決めた理由は自分の育った場所で家を造ることができること そして同じ地域で生活する皆さんと
一緒にこの場所を守っていきたいと思いました。 私はこの地域の土地の価格が上昇することは望んでいませんし 私たちが造る住宅価格を葛飾価格と呼んでいますが、
葛飾では10年以上前から土地建物総額で3500万円以下が成約率がとても高いのですが、分かっていてもそんな物件が造ることができないでいたのが私の悩みでした。
来年度はそんな商品を皆様にご提供できるように企業努力してみます。 いずれにしても適正な価格でがんばっていきます。
STAFF PROFILE


及川 達也
役職:代表取締役 社長
出身地:東京都江戸川区
趣味:フットサル、ゴルフ、旅行、語学
私達のモットーは、出会いに感謝し、皆様の目線を守り続け、誇れる家創りをすることです。
皆様と一つになり、永く愛していただける家を一緒に創っていきたいと思っています。皆様のご来店を心よりお待ちしております。