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2013 エコ住宅修行 in スイス&ボンジュール②
2013.11.10
11月2日 起床五時 スイスの気温は5度
時差ボケで寝ているのか起きているのかわからないトランス状態のまま朝が来ました。
今日は前回紹介した滝川薫先生(写真右立っている方)&松尾和也先生による朝食付き勉強会からスタート
チューリッヒの時刻は7:30勉強会スタート
スイスが行っているエコ住宅政策 ミネルギー住宅について 解説が始まりました。
4年前にドイツではパッシブハウスの考え方を学びましたが、スイスも同じように
環境配慮した高断熱高気密住宅が造られていてどのくらいの暖房エネルギーを抑えられているかが
ポイントになってくる訳ですが、やはりどれを取っても日本はある地域を除いて足元にも及ばないのが
現状であります。まず国を上げてしっかりとした道筋ができているということがまるで違うし
日本は目標値が低すぎて話になりません。 今回、ガイド役をになってくれた松尾先生も
今の日本の現状は目標に向かって行っているのではなく 行き当たりバッタリでエコ住宅政策を勧めていると
国土交通省の皆さん あなたたち賢いはずでしょ なんでわかっていて進めないのでしょうか?
日本の官僚が変えない限り この先の未来はないのかな? 悔しいけど 認めたくないけど
現状はそうなんでしょうね セイズはあなたたちが描いたエコ住宅のロードマップでいうと2030年レベルまで来ているのに
地元地域の建物は全くと言って変わってない 多分2020年までは それじゃ遅いんだよ
欧州と日本の大きな違いは家の性能に法律的な決まりごとあることです。
好きになんでも作れる日本に対し 環境や健康のことを考えた家の性能レベルが法律で決まっている
どうですか皆さん 私は滝川先生の話を聞いて改めてそう感じてしまった。くそーー(>_<)
そこで国の助成プログラムとして 壁や断熱の性能を明確にしているのが
次の写真
壁のU値が 0.20W/㎡k *セイズでは0.40w/㎡kあれば2倍の性能
窓のU値が 0.7w/㎡k *セイズでは2.33w/㎡k 約3倍の性能
年間の暖房エネルギーをスイスでは家の性能を上げて15KW/㎡ 年していて
ちなみにこれはどのくらい少ないかというと
日本の東京あたりの暖房エネルギーは90KW/㎡ 年 なので1/5しか使っていないということになる
でも家の大きさや気温の違うのでセイズではこの暖房エネルギーを40~50KW/㎡ 年を目標値としています。
セイズでわかっていることは窓の性能が悪いってことです。しかし皆さん勘違いしないでくださいね
この葛飾の地域で防火基準をクリアして使える流通されているサッシの中で一番性能がいいのが今、
使っているアルミ樹脂+Low-eペアガラスなのです。
話を戻してここで少し聞いて欲しいのが地域によって気温や湿度が違いますのでスイスでのエコ住宅は素晴らしいのですが、東京ではここまでの性能は
費用対効果が得られないので(そこまで性能を上げると建築コストが跳ね上がる)できません。ていうか造りません。
そこでセイズが目標としているのが電気代半分以下 それは断熱性能あげることと正しい設計で決まります。
ただ 日本も国や自治体がこういう目標でとはっきり出ればみんな頑張ると思いますし、安値で高性能な窓がでればすぐに採用します。
この研修が終了したのは9:00 これから視察場所はミネルギーP集合住宅です。
つづく
セイズ株式会社
及川 達也
STAFF PROFILE


及川 達也
役職:代表取締役 社長
出身地:東京都江戸川区
趣味:フットサル、ゴルフ、旅行、語学
私達のモットーは、出会いに感謝し、皆様の目線を守り続け、誇れる家創りをすることです。
皆様と一つになり、永く愛していただける家を一緒に創っていきたいと思っています。皆様のご来店を心よりお待ちしております。