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家の快適性と省エネと健康のお話
2013.2.21
家の快適性と省エネについて 簡単にまとめたいと想います。
逆に不快な住まいってどんな家でしょうか?
①暗い室内
②寒い室内
③暑い室内
④風通しの悪い室内
⑤カビ臭い室内
日本の住宅って不快な家が多いんですよ 私の知ってる限りでは殆どがそうであると
言っても過言ではありません。
日本にこんな家が出来る理由は欧米のような住宅性能基準がないからです。
これは今現在も日本は遅れているのです。
世界的にみて日本がこだわる基準は耐震性能と防火性能です。
確かに安心して住む為には必要だと想いますが日本では当たり前の話だと私は想います。
とは言っても戦後から昭和60年までの一戸建て家って耐震性能も耐火性能もないですよ ハッキリ言って
阪神淡路大震災から急に厳しくなったのを覚えています。
快適な家と省エネの話に戻ります。
①暗い家を陽のはいる家にすると冬の暖房と昼の電気代が安くなります。
②寒い室内を暖かくする為には南側から太陽の陽を沢山取り入れる設計をして
家の外皮性能(断熱性能)を上げることによって暖房費を下げる事が出来る
③暑い室内を涼しくする為には夏の日中の陽を建物の中に入れない工夫をすることで
日中の冷房費下げる事が出来る。外皮性能が良いことで冷やした室内温度を保つことが出来る
④風通しの悪い室内の原因は色々ありますが、これを解消する方法があります。
その一つは建物の気密性能を上げる事です。
要は家の隙間をなくすことです。例えば人間は最高の気密性能があるからこそ
口呼吸ができて血管や脳へ空気を送ることが出来るのです。
それを家に置き換えると気密を良くして呼吸は機械的な換気でコントロールできるのです。
また窓を開けた換気も隙間がないと温度差の対流によって
暑い空気は上へ上昇し窓の位置を考える事ですばらしい自然換気も可能となるのです。
これによってエアコンを使わなくても暮らせる時期を快適に過ごすことが出来るのです。
⑤カビ臭い室内 よく家の査定でお客様のお宅にお邪魔すると私はすぐ気付くことがあります。
それはカビの匂いです。
カビは湿気によって出来るカビが多く 空気の通りづらい押し入れやタンスの裏などに発生します。
これを解決するには結露しない家を作らなければいけません。①~④で話したこときちんと行うことである程度解消しますが、
正直全てではありません。この続きは私が行っているワークショップで話を聞いてください。
今回紹介した話①~⑤を解決していくと私達は健康を手に入れる事が出来ます。
家の温度差でなくなる方は年間1万7000人 この話題は新聞にものりましたね
夏は熱中症で高齢者がなくなります。それは冷房を我慢するからです。
冬はお風呂場やトイレで布団の中で亡くなります。それは家の中の気温が10℃以下なのが原因です。
いくら身体が丈夫でも気管の中は鍛えられませんよね。年齢に関係なく寒さ熱さには勝てませんよね
自分達を自然から守ってくれるのは家です。身体を健康に保ってくれるのも家です。
快適性=省エネ性=健康なのです。
先日、とある設計事務所の方とお話しました。私はあることを質問しました。
私「今建てている建物の省エネ性についてどう考えていますか?」 設計事務所「一般住宅はまあそこそこ予算に応じて考えるけど賃貸の建物は経済的な家にすればいいだよ」
ようは一般住宅はお金のある人は良い家に住めて賃貸住宅はとにかく安く建てればいいと言う話ですよね
本当にがっかりしました。この国の設計士のレベルって低いのとてもとてもショックでした。
ドイツへ行って学んでほしいですよ 私はドイツのアパートを地元で作りたいですよ 人が暮らす家を賃貸と売買で分類するその考え方って
もうそろそろ卒業しませんか 先生!!!
同じ家を職としている人間の志がこうも違うとこの国の未来が心配です。
でも私は諦めません。この国のスタンダードは暖かい家 庶民が住める快適で省エネで健康な家を地域に供給するのです。
熱くなってしまいましたが 私にはこれしかありませんから許してください。
みなさんこの寒い時期にセイズの家をご覧なってください
セイズ株式会社
代表 及川 達也
STAFF PROFILE


及川 達也
役職:代表取締役 社長
出身地:東京都江戸川区
趣味:フットサル、ゴルフ、旅行、語学
私達のモットーは、出会いに感謝し、皆様の目線を守り続け、誇れる家創りをすることです。
皆様と一つになり、永く愛していただける家を一緒に創っていきたいと思っています。皆様のご来店を心よりお待ちしております。