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Vol.21 マイホームに平屋を選択するメリットとは?

近年では、少子高齢化社会が影響しており、より生活のしやすい住宅が求められるようになりました。そうしたなか注目を集めているのが「平屋住宅」です。少人数の家族にとって住みやすい環境であることはもちろん、高齢者にとっても利用しやすい住宅だと言えます。

今回は、平屋住宅に住むメリットデメリットについてまとめていきます。

平屋住宅とは

平屋は日本の伝統的な住宅スタイルとして見られる造りで、1階建ての建物を指す名称です。家の構造が1層で成り立っているのが特徴です。

 

平屋住宅のメリット

no021_img01_600x400メンテナンスやリフォームが低コスト

平屋は、一般的に2階建てなどに比べて施工する建物の規模が小さくなるため、外壁の補修をはじめとするリフォームがやりやすく、かつリフォーム費用を抑えられる傾向があります。また平屋は階段を設けないため、デッドスペースが生じにくいという特長があり、ライフスタイルに合わせてリフォームを行っても、効率よく空間を利用することができます。

 

バリアフリー効果がある

階段を設けないため、上下階に行き来する必要がありません。高齢者の方々の生活動線に階段のようなケガの原因になりやすい場所がなくなるため、生活しやすくなるでしょう。高齢者だけではなく、子供や妊婦といった方でも安心して暮らすことができます。

 

自然災害に強い

平屋住宅は複層階の住宅に比べて建物自体の高さが低く、建物の重量も軽くなります。そのため、耐震効果が高いというメリットがあります。また平屋は断面積も小さいため、台風などの強風による影響も受けにくいと言えるでしょう。

 

家族のコミュニケーションが取りやすい

平屋の場合は、家族が一つのフロアで過ごすという造りになっています。家族がお互いに目の行き届く範囲にいることが多くなるため、自然とコミュニケーションを取る機会が増えていきます。

 

平屋のデメリット

窓や開口部が増える傾向にあるため、防犯対策が必要になる

周囲の環境にもよりますが、平屋住宅を選択される方は日当たりや通気性を良くしようと窓や開口部を増やす傾向があります。平屋は地上からの侵入が楽になってしまうので、特に防犯対策が重要と言えます。窓に防犯フィルムを貼ったり、防犯ブザーを設置するなどしてしっかりと対策しましょう。

 

家族のプライバシーを確保しにくい

no021_img02_600x400メリットの項目で「家族のコミュニケーションが取りやすい」という点を挙げました。平屋は階上がないため、家族が目につきやすい場所にいます。コミュニケーションを取ることにおいては効果的ですが、反対にプライバシーを確保するという点では難しくなるかもしれません。家族が個々でくつろげるスペースができるように、間取りを仕切ることも、プライバシー確保のためには重要です。例えば、子供部屋を設ける際にはドアや障子で部屋を仕切る等の工夫を行ったほうが良いでしょう。



平屋と聞くと、日本家屋のイメージを持たれる方も少なくないでしょう。実は最近では平屋の外観スタイルにもさまざまなタイプがあります。欧米風に玄関口を広くした住宅や、薪ストーブの煙突を設けた住宅などがあります。また屋根の起伏をなくしたモダンテイストな住宅も注目を集めています。

 
マイホーム探しを検討されている方は、平屋住宅も1つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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