2013年　松尾団長といく　研修総括

私が総括する立場ではないので勘違いしないでくださいね

これは私個人の感想ですので

私はこの五年　省エネ建築を学び　沢山の方々と出会い学びました。

自分で言うのもなんですが、五年前と今ではまったく物の考え方が変わったと思っています。

人間って知識が増えることで考える幅が変わってくるものだと思いますし　日々何かを学ぼうとする人は

多いはずです。

私は、経営者として何が一番お客様に喜ばれ　そして社会に貢献できることを

家づくりから考えるようになりました。

その考えを持てるようになったのも「人」から伝わってきとことであります。

先週の経営者勉強会で私の尊敬する方がわかりやすく価値観について話してくれました。

世の中には通説で「人・もの・金」とよく言いますが、

このなかで大切な順番を付けるとすればどうなるでしょうか？

「金・銀・銅」＝「人・もの・金」です

私たちは常に人のことを考えて生きているのですから当然こうなりますが、なかなか金銀銅とは

表現できにくいですよね

セイズは人が増えるにつれ色々な問題が出てきました。

ここでそれを話すと物凄く時間がかかりますので簡単にどんな問題があったのかというと

私がお客様のためにもっともっと喜ばれる家を作ろうと動き始めたとき社員たちはその意味を

表面的に分かっていても　実際は今までのやり方を変えることができないことが多々ありました。

その原因は社長が何のために省エネ住宅に取り組んだのかを理解させないまま　事だけを先行した結果

いろいろなところに歪を生じさせてしまったのです。

私も正直「なんでだ」と悩んだ時もあり　どうしたらよいか考えました。

次にとった行動は　考えを社員にしっかり理解させ　将来のビジョンを示すことで簡単ではないですが

みんな向く方法がひとつになっていったのを感じることができました。

重要な部分の話が抜けておりますが、私がどうしてセイズの家に省エネ性能を持たせたかったのはお話します。

それはこの会社が長く存続していく上で絶対的に必要だと思ったからです。

逆にそう思わない人もいるでしょうが、私はセイズに必要な建物だと確信したからです。

すべてのお客様に喜んでいただくためには家の本質を考えてみてください。

口先で住み心地のいい快適ないってよく言いますが、分譲会社の方たちに聞きたい

「それって何ですか？」　おそらくいや絶対答えられないでしょうね

家の本質とは全てそこに住まわれる方たちが　将来にわたって

「住宅温熱環境の中で身体的に影響が限りなく少なく、そして家族大切なコミュニティーを永く保たせ

経済的にも負担を軽くし　地球環境にも優しいこと」

この順番は別に関係ありませんからね

こういったことを気づかせてくれたは一体何でしょうか？

よく雑誌や一部のテレビでもこのような話を聞きますが、そういうメディアで聴くのと

実際実務者として設計施工し人のための家を作っている人の話は全然違います。そしてセイズは変わりました。

今回の研修も私の大切なことを教えてくださった松尾先生と行くことでさらに深い知識を得ることができ

また、同じような考えを持っている経営者の方々と行くことによってこの建築業の未来を見ることができました。

私は建築家でも学者でもありませんが、良い家を地域で作ろうという想いは人一倍持っています。

今、セイズではその想いを社員と共有し　何か迷った時の判断基準として「お客様のためになるのであれば進めればいい」

と私はそうみんなに伝えます。これはかなり成長させていただいた証です。

この会社がこの先　家を作り続けるために絶対必要な目的をもてるようになりました。

すべて人との出会いで変わったと言ってもいいと思います。

だから「すべては人の為に」これからも実践していきます。

今回の研修を企画してくださった　皆様には本当に感謝しお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

荒木さん　ありがとう

これからもよろしくお願いします。

シャルルドゴール空港で食べた生牡蠣　いやー美味しかったー

セイズ株式会社

代表取締役　及川　達也