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ドイツ研修ー2日目ー
2012.2.22
波田野に続き、成嶋がドイツ研修2日目の様子についてレポートしたいと思います。
2日目はパッシブハウス研究所があるダルムシュタットへ行きました

町の中心の広場はこんな感じでした。
ヨーロッパの広場という感じで、きれいでした。
ここで私たちは、パッシブハウス研究所のDr.Berthold Kaufmannからパッシブハウスの歴史と性能について講義を受けました。
1991年に1棟目のパッシブハウスが建ち、1996年にパッシブハウス研究所が設立され、寒いドイツにおいていかに快適な家がつくれるかをずーっと研究
され、今日では温かくて湿気のあるような地域に対応するにはどうすればいいかというテーマも研究されているそうです。
ドイツの建物はこのような研究などによりとても進化していることが私たちの滞在していたホテルでも体感することができました。窓はガラスが三重のトリプルサッシで窓の下にはヒートパネルが設置してありました。エアコンは特に動いていなかったのですが、夜も寒くなくTシャツで過ごせるくらいでした。また、寝る時も毛布が無くても全然寒くなかったんです。
カーフマンさんがおっしゃっていた言葉でとても印象的だったのは、「パッ
シブハウスは特別なものではありません。世界中の誰でも作ることができます。私たちはそのお手伝いをしているだけなのです。」という言葉です。
これぞ研究者だと思いました。特定のお金持ちの人のためのものではなく、みんなが手に入れられるレベルの金額で、良いものが提供できるようなものを彼らは生み出しているのだと思い、感激しました。
このお家はテラスハウスタイプのお隣と家がくっついているものです。7、8軒つながっていたでしょうか?そこに住んでいることにまず私は驚きました。ドイツの建築家は設計をするだけでなく、自分で職人さんの手配や材料の仕入れ、現場での指示なども行うそうです。なので、全ての責任を建築家が負っていることになります。そこに住んでいるということは、ご近所さんは何か問題があればすぐに彼に言ってくると思います。そのプレッシャーが常にある中で生活しているのが非常に驚きました。
とっても素敵なおうちでした。セイズのお家にも取り入れることができればいいなあ。。。と思います。
最後に、この日は「1年で1日だけ国全体でノーネクタイの日」という日だったらしく、ネクタイをしている人がいたら、女の人はネクタイを切っていいという風習があるそうです。
そこで、私たちのバスをずっと運転してくれていたドライバーのウベさんが私に体験させてくれました。
ウベさんありがとう

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