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気密測定を行いました!
2011.4.16
先日、パネル工法でない現場で初めて気密測定を行いました。
気密測定は、窓を全部閉めた状態で、←の機械を使って空気をどんどん外に出して
そのお家の延べ床面積1㎡あたりどれくらいの隙間があるかを測定するものです。
一般的に延べ床面積1㎡あたり2㎠以下のお家が『高気密住宅』になります。
弊社では、工場で作ってきたパネルを柱と梁の間にはめていくスーパーウォール工法では、これまで全棟気密測定を行ってきました。
スーパーウォール工法では、延べ床面積1㎡あたり1㎠以下が基準となっています。これは、大変な数字なのですが、
工場で作ってきたパネルをはめていくものなので、どんな大工さんでも数字に大きな差が出ないようなつくりになっています。
今回行った現場は、パネルではなく、←のように大工さんが現場で一つずつ外部の合板を貼り、断熱材を入れていく工法です。
この場合、どれだけ隙間を小さくできるかは、大工さんの腕次第です。
どういう風に断熱材を入れればいいか、どういう風に窓をつければいいか、その他にもいろいろ、
大工さん全員と現場監督全員でこれまで四苦八苦しながら今のやり方を考えだしたそうです。
断熱メーカーに現場で講習をしてもらったり、そのやり方だけでは隙間を小さくするのに限界がありますから、
監督と大工さんとで相談したりして、セイズ独自の工夫がたくさんあるというのは聞いていたので、
今回の気密測定でどれだけの数値が出るのか楽しみでした。
この工法で一般的に気密測定をすると、延べ床面積1㎡あたり5~15㎠くらい隙間があるそうです。
今回の結果は、延べ床面積1㎡あたり0.99㎠でした!
←のC値というところが測定値です。(1㎠と出てしまっていますが。。。)
これはすごい数値です!!
これまでの大工さんと現場監督たちの努力の賜物だと思いました。
スーパーウォールに負けていません!
日々現場の技術が進歩しております。
ご購入していただいたお客様、検討中のお客様にこの現場の努力が少しでも伝わればうれしいなあと思う今日この頃でした。
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