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マンションチラシにご用心④ 【葛飾区、江戸川区のデザイナー住宅はセイズ】
2009.2.23
マンションチラシを使って住宅ローンについてお話させていただいております。
今回は4回目です。
引き続き、これ↓を例にしてお話をします。
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販売価格3800万円の当初5年間の支払例
自己資金380万円⇒月々69,622円
(ボーナス時返済198,505円 年2回)
ローン借入額3420万円(うちボーナス分1100万円)
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「当社提携銀行住宅ローン(変動金利:1.375%)
35年均等返済を利用した当初5年のものです」
金利は年2回見直されますが、返済額は5年毎に見直しますので、5年間の月々の返済額は変更されません。なお、5年の間に生じた利息などの過不足は次の5年間で調整し、返済額が増える場合でも前の5年間の返済額の125%を上限とします。それを超える分はその次の5年間で調整します。なお、5年目以降は金利変動のほか優遇幅の移動、再度選択された金利タイプに基づき再計算しますので、返済額が変動します。
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月々の支払額を少なくさせるために変動金利を使っています。
最後の数行の説明はその変動金利について説明しています。
何のことかわかりますか?
噛み砕いて、噛み砕いて説明します。
わかりやすく月々返済を利息込みで10万円とします。
10万円の内訳は利払いに5万円、元金に5万円です。
変動金利なので、金利が上昇すれば支払額が上昇しますよね。
本来は金利が上昇して利払いが6万円、元金5万円で11万円の返済しなくては
ならないところを、引き続き総額10万円で返済していくんです。
不足している利払い1万円はどうなるのでしょうか?
未払利息として積み立てられ、5年後の支払額見直し時に元金に追加されて、
返済をしていくことになります。
金利が上昇すると、5年後の見直し時に上乗せをさせられるのです。
また、5年後の見直し時に見直した支払額は5年間支払ってきた額の125%までになる、
とあります。最初の5年間で金利が上昇して、今後の5年間支払う必要がある金額が、
130%だとしても、勝手に125%までの支払いになりますので、
足りない5%はまたまた勝手に、未払い利息で積み上がっていきます。
ちょっとはお分かりいただけましたでしょうか?
金融機関毎に支払い方法は異なりますが、
目先だけの金利で選択してしまうと、知らないうちに、結構な金額を支払う必要がでてきます。
借入の際は十分注意してから、ローン借入を行ってください。
STAFF PROFILE


皆川 貴行
役職:財務責任者
出身地:東京都江戸川区
趣味:スポーツ観戦。様々なスポーツ競技が好きです。自分自身ではジョギングで汗をかくことがリフレッシュの一つです。
お客様の家を守り続けられる強い企業にするのが私の仕事です。
「セイズで家を購入して良かった」と思ってもらえるように頑張ります。