管理銘柄・・・上場する意味って何だろう？　　【葛飾区の不動産はセイズ】

昨日のブログの続きです。監査についてです。

今日の新聞記事に大阪証券取引所が３社を管理銘柄に指定したとありました。

管理銘柄はとは・・・上場していた企業の株が上場基準を満たさなくなった場合や、株価に大きく影響する情報が出てきた銘柄を、監視しながら暫定的に売買すること。売買監理銘柄ともいわれる。上場廃止になる基準に該当する恐れが生じた場合や、特定の投資家や仕手筋による株買い集めがあり、そのうえ株価が急激に上昇するなど売買が著しく変動する場合などに投資家に広く知らせるため、監理銘柄に指定する。

要はちょっと危ない会社なので、普通に株の売買対象にするのは辞めましょうということです。

管理銘柄になったうちの一つの会社のＨＰを見てみました。すると・・・

０８年１２月５日　２０年９月期決算書類に対する監査意見不表明に関するお知らせ

０８年１２月２５日　監査役の辞任に関するお知らせ

０８年１２月２６日　会計監査人の異動に関するお知らせ

０９年１月１９日　株式会社大阪証券取引所による本日の発表について

という流れでした。

この会社の細かい企業実態はわかりませんが、２０年９月に決算に問題があり、

監査法人が適正意見を出せない⇒そして監査を辞任⇒監査意見がないから監理銘柄

今後新しい監査法人がつかずに、監査法人の適正意見がなければ、上場廃止になってしまうのでしょうか？

最近、上場するメリットって何だろうか？ってよく考えてしまいます。

では、また。