業務改善命令　　　【葛飾区の不動産はセイズ】

金融庁は２６日、経営再建中の新銀行東京に対して業務改善命令を出したと発表。ずさんな融資審査の体制に加え、元行員の詐欺事件発生により、同行の内部管理体制の不備を認め、与信審査・経営管理体制の強化と再発防止を盛り込んだ業務改善計画を１月２６日までに出すよう求めた。

銀行に在籍していた時に、ある取引先の社長から「新銀行東京が融資に応じてくれた」と聞いて、驚いたことがありました。保全となる不動産はないし、信用保証協会の利用枠は目一杯。

「どうやって申し込みましたか？」と、聞いたら、「決算書を見せて、数字を機械に入力しただけで結果がでた。会社にヒアリングしに来たわけでもなく、ほんとに決算書を見せただけで融資がＯＫだったよ」

融資が実行されて半年程で経過後に、その会社は・・・

勤務していた銀行の審査担当は「新銀行から融資を受けている企業は資金繰りが危ないから注意するように」などと言われたこともあるくらい、何でもありで融資していたのを覚えています。

たぶん、新銀行を引受ける金融機関が現れるとは、思えませんので、この銀行をどうやって処理する気なのでしょうか。破たんした時に都民に負担を負わせるのはやめて下さい。石原都知事！

これで、東京オリンピックなんてやったら、都民はその負担まで負うこととなり、２重苦になったりして！？