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Vol.88 明るく暖かい家づくりに必要な「採光」の工夫とは?

厳冬の時期に家の中が寒くて辛い思いをした人も多いのではないでしょうか?

冬でもポカポカ暖かい家を作るには、断熱構造はもちろんのこと「採光」にも注意を払う必要があります。

そこで、暖かい家を作るために知っておきたい採光をよくすることの効果や、より採光を良くするための方法などを紹介します。

明るい家のメリットとは?

家が明るいと家族がリラックスして楽しく過ごすことができます。

また、湿気が溜まりにくくなるのでカビや雑菌などの繁殖を抑制する効果が期待でき、衛生的に過ごすことができます。カビが生えると家の床材や壁紙などが傷み、修繕費用が高くついてしまうこともありますので、なるべく光を取り入れられるような設計にすることが望ましいと言えますね。

 

さらに、空気が温まりやすいので冬は暖かくなり、光熱費の節約にも一役買ってくれます。その際、断熱性&気密性の高い住宅であればさらに良い効果が期待できます。

日照時間が短い冬場などでは体内時計が狂い、体調不良やうつ状態におちいる人も多いのですが、光を取り入れると生活リズムが整い、健康に過ごすことができます。特に体調面や精神面に影響するという点は家族の健康に関わることなので、大事にしたいポイントです。

 

採光性をよくするための方法

窓を多く設置する

天窓は上からの光が降り注ぎ、家の中に光を取り入れやすくなります。

通常の窓を大きくすると防犯対策や人目対策に気を配る必要がありますが、天窓であれば室内が明るくなるほか、晴れた夜は月や星を眺めて楽しむこともできます。

また、庭やベランダへ続く窓のほかに廊下にスリット窓などを加えることもよい方法です。一部の部屋だけが暗くなるのが心配であれば、日当たりが良い部屋からの光を通す室内窓を内壁につけるのもおすすめです。

 

吹き抜けや中庭を設計に組み込む

吹き抜けや中庭を居住スペースに作ると開放感があふれる家になります。

さらに吹き抜けの上部に天窓や採光窓を組み込めば、光の通り道ができて部屋を明るく照らしてくれます。

 

リビングを2階に設置してみる

1階の日当たりが悪いような場合は、2階にリビングが来るように設計するのも一つの方法です。

食事のたびに昇り降りすることになるのでバリアフリーには向きませんが、長い時間を過ごすことが多い部屋をより日当たりのよい場所へ配置することは、採光の面からみて良いことであると言えます。

 

心地よい光があふれる家にするために

部屋の日当たりが悪くなる原因は、窓の位置や大きさ、方角や周りの建物からの影響などが考えられます。さらに家の前面の道路が狭いなどの条件も関わってくるので、原因を把握してから設計をすることが大切です。


不安に思ったことや、こうしたい!という希望などは、遠慮せずどんどん設計士さんに相談して、快適に過ごせる家作りを行いましょう。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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