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Vol.110 地震・災害に強い土地を見極めるポイント

2018.12.06(木) | 気密性・断熱性

快適で安心して過ごせる住まいにするには、災害に強い土地を選ぶことが重要です。特に日本は地震が多い国ですので、地震に強い土地に家を建てるというのは非常に大切なポイントになるでしょう。

ここでは、地震などの災害に強い土地を見極めるためのポイントをいくつかご紹介します。

 

ハザードマップを確認する

ハザードマップとは都道府県や市区町村などの行政機関が発行しているもので、地域のどのエリアで災害被害を受けやすいかと紹介しているものです。不動産契約をする際に提示される重要事項説明書に貼付されています。また、役所などで無料配布されてもいますので、土地を選ぶ前に必ず確認しておくようにしてください。

ハザードマップには「洪水マップ」「液状化マップ」など想定される災害別の複数のマップが用意されています。土地が災害に強いかどうか、すべてのマップで確認するようにしましょう。

地盤調査の結果を調べる

土地のみの購入(土地売り)の場合はできませんが、建売の場合には建築前に地盤調査を行うことができます。地盤の強弱は地震に対する強さに影響するものです。地盤調査の結果データを必ず確認し、土地の地盤の強さを確認してください。

購入する土地の地盤が強いということを知っておくだけで、生活するうえでの安心感が違うものです。地盤調査の報告書は一般の方でもわかるように説明書きが併記されているものですので、土地や地盤についての知識がない方でも理解できるようになっています。わからないところは専門家に聞くこともできますので、土地購入の際は契約前に必ず地盤調査の結果の確認をするようにしましょう。

 

海抜何メートルかを調べる

地震に伴う副次的な災害のひとつに、津波があります。実際、地震による直接の被害がなくても、津波によって大きな被害を受けるというケースが多く、購入する土地は津波被害が小さいエリアを選ぶことが重要です。

沿岸付近は津波被害を受けやすいですが、海との距離よりも、土地と海面の標高差(海抜)に注目しなくてはいけません。過去に観測された最も高い津波で、10メートルと言われています。決して安全だと言い切ることはできませんが、海抜10メートル以上の土地であれば、比較的津波被害を受けにくいと言えるでしょう。

土地を購入する際は海抜について注目し、できるだけ標高が高いところにある土地を選ぶようにしてください。

 

古地図を参考にする

土地の中には、かつてその場所が川、入江など、水のある場所だったというものがあります。そのような埋め立て地は液状化する危険があり、住宅を建てる際の基礎工事などの方法が変わってきます。

現在の地図を参考にするだけでは土地のもともとの形を知ることはできませんので、江戸時代などの古地図を参考にしてみましょう。その土地のもともとの形を知ることができ、液状化などの心配がないかどうか確認することができます。

災害に強い土地を選ぶことは、安心で快適な生活を送るための非常に重要なポイントとなります。これから土地を探そうとしているという方は、ここで紹介したことを参考にして、地震などの災害に強い土地を選ぶようにしてください。

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