Reform Column

リフォームコラム

2015.11.13

Vol.7 窓断熱リフォームで冬を快適に過ごそう!

No07_img01暖房対策をしていても、なかなか部屋が温まらないというご家庭も少なくありません。
部屋が寒いと、過ごしにくいだけでなく暖房費もかかってしまいますよね。
そんな方は、一度「断熱リフォーム」をご検討されてはいかがでしょうか?そのポイントをご紹介致します。

 

部屋の中が温まらない理由

日光や暖房による熱は、温度の高いところから低いところへ移動し、混じり合って一緒の温度になる性質があります。
この熱の性質により、部屋を温めても熱は温度が低い家の外に移動してしまい部屋の中が寒くなるのです。

しかし、家の壁には断熱材が埋め込まれており、熱が逃げないようになっています。
熱が逃げないように処理が施されているのに部屋が冷えてしまう理由には、どのような理由があるのでしょうか。

実は、家が寒いのには窓が関係しているケースが多いです。
窓には断熱材を入れることができない上に、ガラスは熱を逃がしやすい性質があります。
冬は外の気温も低いので、窓から暖気が逃げて行ってしまうのです。

暖房などによる熱を100%とすると、熱が外に移動してしまう割合は窓からが48%となり、半分近くを占めています。
外壁が19%、換気が17%、床が10%、屋根が6%、ですので、圧倒的に窓から逃げる熱が多いことが分かりますよね。熱の流出割合

 

断熱リフォームをするなら窓が一番効果的

No08_img01窓から逃げる熱が一番多いなら、当然窓を断熱することが暖房対策として最も効果的です。
窓断熱をすると冬の暖房の熱だけでなく、夏の冷房の冷気を逃さないようにする効果もあります。

そこで、窓を断熱する方法をいくつかご紹介致します。

 

自分で窓断熱リフォームをするケース

窓断熱シート

市販のポリエチレンシートをガラス面に貼り、シート自体の断熱効果とガラスとシートの間にできる空気層のダブルで断熱効果を狙います。
ホームセンター等で入手でき、水を使って自分で貼れる手軽さと安さが魅力です。

窓断熱スプレー

窓に吹き付けてから乾拭きするだけで窓にシリコンコーティングできるスプレーです。
女性でも簡単にできて価格も低いので人気があります。

 

業者に依頼して窓断熱リフォーム

窓断熱フィルム

断熱シートと同じくガラス面に貼る断熱方法ですが、業者へ依頼する必要があります。フィルムの断熱性能、透明性が高いのが特徴です。また、ガラス飛散防止効果もあります。

断熱ガラス

既存のガラスを複層ガラスに交換し断熱効果を高めます。
2枚のガラスで空気層を作り断熱効果を高める複層ガラス、2枚のガラスの室外側に特殊金属膜をコーティングした遮熱複層ガラスなどがあります。

二重窓

既存の窓の室内側にもう1枚内窓を設置して断熱する方法です。

LIXILの二重窓「インプラス」は、樹脂製内窓をプラスすることで既存の窓との間に空気層を作り、断熱効果の他、防音効果、結露の悩みも解消してくれる商品です。
壁用には30mmという薄さの「ウォールインプラス」、床用にはわずか15mmという薄さの「フロアインプラス」といった真空断熱材もあり、3つセットで利用すれば、断熱も防音も完璧な部屋にすることができるでしょう。
一部屋単位で手軽にリフォームできますので、例えば寝室が夜冷えてしまって寒いなどのお悩みであれば、寝室だけをリフォームすることが可能です。
 ※詳細はお問い合わせよりお気軽にoutline_cocoeco
家が暖かいと、それだけで幸せな気分になれますね。
窓から熱が逃げると分かったら、厳しい冬が訪れる前に窓断熱リフォームを考えてみましょう。
窓断熱を施せば、家の中が暖かくなるだけでなく光熱費も節約でき、2重の幸せを味わうことができます。

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